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不倫であっても愛することに変わりなく、愛することで満たされたい。 心が生きると書いて性となるなら、淫らさもまた愛の証だと思っています。
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海を見ていた午後
イチョウ葉が色付き始め、秋の深まりを感じれば、昨年の今頃のことを思い出す。

先生の入院を来月に控えていながら、毎週のように色々なところに連れて行ってもらった。

先生の成長をなぞるように、生まれた病院の前も、長い坂道を上った通学路も…。

小さかった先生が大きくなっていく姿を優しく想像しながら、この先も年を重ね合い、おじいさんになって益々偏屈度を増した先生に逢いたいと思った。

「海を見ていた午後」

少女の頃、好きだった曲、荒井由美の「海を見ていた午後」に出てくる山手のドルフィンに連れて行ってもらった。

「昔からこの歌が好きだったんだぁ…」

そんな話をしたことさえ忘れていた。

この歌に恋の思い出を重ねることは一度もなかったけれど、口ずさむたび胸の奥がキュンとなる。

『あの時、目の前で思いっきり泣けたら…今頃…』

そう思うことは時折あった。

先生がまだ若かった頃、毎日通った坂道を二人で歩きながら、静かな休日を過ごしていた。

ドルフィンの前に着いて、初めてここが山手なのだと気付いた。

あの日は、周りの景色を透明にしてしまうほど空の蒼さが眩しい午後だった。

店内は想像していたより広く、窓辺の景色も歌の世界と違っていた。

大人になったから…見えなくなったものもあるのかな!?

ううん、きっとソーダ水を頼んでも、貨物船は通らなかっただろうと思う。

でもワイングラス越しに先生が座っている。

瞳をウルウルと潤ませ、今にも感動で大泣きしそうな私を見て「馬鹿じゃないか」と微笑んでいる先生が見える。

若い頃、無暗に泣いたりしなかったのは、きっと泣くほどのことではなかったのだろうと思った。

涙なんて勝手に零れてくるもので、コントロールできるうちは演技の域なのだろうね。

一通り感動した後、我に返って先生に尋ねた。

「先生、このお店に若い頃の思い出はあるの?」ってね。

先生…ちょこっと動揺してたみたい(笑)

えへへ、せっかく素敵は時間を作ってもらったのに、ホント意地悪な私でしょ。

でもね、遠い昔のことにも嫉妬したい気持ちになるのは、きっと大好きな人のことだからだと思ったら今がとっても嬉しくなった。

私にとって先生は魔法使いだからね、ハリーポッターよりも、アラジンよりも、感動させてくれる人。

あっ…だけど、あの時の答えをまだ聞いていない。

先生は話を摩り替える名人でもあるからなぁ~、きっと本当のことは教えてくれないよね。

えへへ、嫉妬に狂った私の顔は般若の面より恐ろしいらしい。

まあね、私はまだ見たことがないけれど(^^ゞ、

でもヤキモチ妬かない恋なんて、クリープを入れないコーヒーみたいでしょ(←古い女ですみません)
美月

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