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不倫であっても愛することに変わりなく、愛することで満たされたい。 心が生きると書いて性となるなら、淫らさもまた愛の証だと思っています。
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永遠のラブレター(愛を教えてくれた人)
子供の頃・・・六月は雨ばかり降っているのに、
どうして?水無月と呼ぶのか不思議だった。

雲に隠れて観えない月を見上げては・・・
そんなくだらないことばかり考えてた。

陰暦と陽暦があるなんて・・・ずっと後から知ったことで、
知った時には水無月と呼ばれる6月の月のことも忘れてた。

でも、今、こうして月の無い夜を眺めていると・・・
忘れかけていた心優しい人達のこと思い出す。

きっと忘れているんじゃないんだよね・・・・
ただね、大切だから心の引き出しに
仕舞い込んでしまっていただけなのかもしれないね。

世の中には悪い人もいるけれど、
私は良い人たちにもいっぱいで出会えて、
そのたびに思うことが沢山ある。

誰も知らないことだけど・・・
思い出すと今でも心があったかくなるのだから、
誰もが知ってる昔話のように
どんな小さな思い出だって語り継いでいけたらいいと思う。

「永遠のラブレター」

私が伺っていたお客様の中に届かない手紙を待ってる
独り暮らしのおばあさんがいた。

おばあさんの婚約者は、戦争で亡くなられたそうだけど、
彼女はその知らせをじかに受け取ったわけではないんだよね。

彼の家族にそう聞かされただけ・・・。

おばあさんと彼は幼馴染だったそうで、
彼は「必ず帰る」と最終地から出した最後の手紙で
おばあさんに約束してくれたんだって・・・。

だからね・・・
おばあさんは「たった一つの約束」を
ずっと信じて待っているのだろうと思う。

おばあさんは80歳を越えても・・・
尚、美しい人で、いつも身だしなみを気をつけてるし、
踊りの先生をしてた人だからね、
物腰が柔らかくて、ノラ仕事も日舞に見えるほどだった。

若い頃は、さぞかし美人さんだったと思うけど、
でもね、結局、最後まで独身を通したよ。

おばあさんのおうちはね・・・
農家造りでポストは庭の外にあるのに、
郵便屋さんは広い庭先を通って玄関まで手紙を届ける。

おばあさんちの玄関先で郵便屋さんと行き逢ったことがあって、
書留でもないのに手渡しするなんて、不思議だな?と思った。

一度、おばあさんが留守の時に郵便屋さんと話をしたことがあって・・・、
彼女は郵便屋さんのバイクの音が聞こえると、
すぐに外のポストに足を運ぶらしいんだよね。

激しい雨の日も・・・風の強い日も・・・
彼からの手紙を待っているらしいんだよね。

一度、雨でぬかるんだ地面に
おばあさんの足が取らてしまったことがあって、
郵便屋さんの眼の前でおばあさんが転んだ。

それから玄関先まで届けるようにしてるらしいよ・・・。

最初の郵便屋さんから長い年月が経っているはずなのに、
きっと最初に彼女の事情を知った郵便屋さんが、
次の配達員さんにも優しさの引き継ぎをしてくれたのかな?
きっと誰もが快く、
彼女の事情を受け止めてくれているんだろうね。

小さな思いやりが大きな優しさとなる。

幸せも同じ・・・幸せは心に喜びの花を咲かせ・・・
その種が風に載って・・・
また誰かの心に幸せの種を落とす。
たとえば名も無き花であっても・・・・・・。

彼女は年を重ねてもボケるわけじゃないし、
いつも穏やかで草花をこよなく愛する心優しき人だから、
私も行く度に彼女から沢山の優しさを貰ってたし、
きっと郵便屋さんも同じように感じていたのだろうね。

優しさの恩返し・・・
私に出来ることって何があるのだろうと思った。

彼の心の声を言葉にして手紙を出そうと思ったこともあるけど、
(自筆で書かないパソコンなら・・・打てばいいっ?)
だけど・・・そんな事をしたら・・・
彼女は、彼がいないことを認めなくちゃいけなくなるのだろうと思ったら、
結局、手紙を出すことは出来なかった。

当たり前だよね。。。
あまりにも発想が子供地味ているとは思ったけど、
でもね・・・
彼女の一番、欲しいものをお届けしたかった。

本当は彼がこの世にいないことくらい
彼女にだってとっくにわかってる・・・。
わかっているのに・・・彼の帰りを待っているのだからね。

だから私は黙ってた。 ずっと黙って知らんぷりしてきた。
でもね・・・おばあさんは、そんな私のことも知ってた。

彼からの手紙が来るはずがないことも・・・
郵便屋さんが何も言わず、
毎日、玄関先まで手紙を届けてくれる意味もね。

でも・・・おばあさん言ってた。
「彼からの手紙はちゃんと届いてるのよ」ってね・・・。

哀しい嘘だと思った。
だけど、私が思うほど、おばあさんの話は哀しい嘘じゃなかった。

おばあさんが言ったよ。

「貴方もそうだし・・・郵便屋さんもそう・・・みんな彼からの贈り物・・・
私が寂しくならないように色んな物を空から届けてくれてる」ってね(泣)

おばあさんの笑顔はいつも仏様みたいに優しくて、
私は観ていてちっとも哀しくないのに・・・
ううん、ちょっぴりは切ないんだけど、
でもね、ここで私が泣いちゃったら・・・
きっと涙が止まらなくなってしまいそうだと思ったから、
一生懸命我慢した。

私がこのおばあさんちの担当でなくなってから暫く経った頃に
「商品を引き取りに来てくれ」と事務所に連絡があった。

おばあさんに逢いたくて、地域担当者の代わりに伺った時は、
玄関からは、おばあさんの姪っこさんが出てきて、
おばあさんが先月、亡くなられたことを知らされた。

信じられなかった・・・・・。

年をとってもまだまだ元気で
私よりも長い時間、思い出を語れる人だったから・・・。
それは、きっと・・・
おばあさんも私と同じ思いだっただろうと思う。

姪っ子さんが私の知らない時間のおばあさんのことを教えてくれた。

おばあさんは入院先のベットの上でも、
老人会の盆踊り大会の振り付けを考えていたらしいし、
点滴を打たれながらも、
横たえた体で腰をポンポンと叩いては、
リズムを取っていたんだって・・・。

最期は眠るように亡くなられたと聞いた・・・。

誰にも気付かれず、そっと息を引き取ったらしいけど、
その顔はとても穏やかで、まるで笑ってるようだったと教えてくれた。

私は、おばあさんは最期に彼に会えたんだと思った。
ずっと逢いたかった彼に逢えたんだよね。

私は今でもそう思ってる。

私には、いつも先生に怒らてしまう悪い癖がある(汗)
「お前はなんでもすぐに感動話にしたがる”!」
「物事はありのまま見なくてはいけない・・・」ってね。

だけどね・・・先生・・・
私は絶対におばあさんは彼に逢えたと思うんだよ。
それは私の願いじゃないよ・・・
おばあさんに逢いたかった、彼の願いが叶ったと思うんだよ。

そして・・・また・・・今年も紫陽花の季節となりました。

おばあさんの好きな花・・・そして、彼の大好きな花・・・
紫陽花の花言葉には「辛抱強い愛」とありました。

先週、先生に逢いに行ったときのこと・・・
ホテルの小さな玄関に先生と私の靴を二つ並べて置きました。

だけど帰りになって二つの靴を覗いたら、
底の安定している私の厚底ショーツブーツの片方が
先生の靴に寄り添って倒れてた。

しっかり揃えて置いたはずなのにね・・・。

足の先まで先生を慕っているのか?と思ったら・・・、
なんだか可笑しくなってきて、私は先生の背中を観た。

長時間に亘り淫らに悶える猛獣との戦いに疲れ、
少し猫背の先生の背中が、
いつもより深くお辞儀しているように見えたけど、
それでも私には・・・いつもより大きく見えた。

きっと・・・月からでも見つけられるほど・・・
先生の背中が私には蒼い星に見えました。

美 月

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